中国に実在する名字「死」、子どもの名付けが大喜利状態に―香港メディア

Record China    2024年9月25日(水) 8時0分

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香港メディアの香港01は24日、中国で「死」という名字(姓)を持つ夫婦が子の名付けについて相談したところ、ネットユーザーのコメントが「大喜利状態」になったことを伝えた。

香港メディアの香港01は24日、中国で「死」という名字(姓)を持つ夫婦が子の名付けについて相談したところ、ネットユーザーのコメントが「大喜利状態」になったことを伝えた。

記事は、「両親にとって子どもに名前を付けることは難題の一つであり、特に希少な名字だとなおさらだ」と説明。このほど、中国のSNS・小紅書(RED)で、ある女性が「両親(自分たち)の名字が“死”なのだけど、子どもにどんな名前を付ければいいか」と相談したことを紹介した。

この投稿に、他のネットユーザーからは知恵を絞った回答が相次ぎ、「死亦生(死と生)」「死而復活(死んで復活)」「死神」「死仔包(広東語のスラングで「頑固な人」)」などが提案された。中でも好評だったのが「死不了(死なない)」で、「ははは、確かに」「これはすごい」「夢が広がる」と絶賛された。さまざまな案に、投稿主も思わず「みんな面白すぎる」とコメントしたという。

中国のオンライン百科事典「百度百科」によると、「死」の名字は主に中国北西部でみられる。現在その数は1000人ほどしかおらず、減少傾向にあるという。始まりは北魏時代で、少数民族の4文字の複姓(複数文字の姓)から派生したとされている。

なお、香港01によると、ネットユーザーからは「死々若丸(「幽遊白書」の登場キャラクター)」や「死亡筆記本(デスノート)」といったアニメ由来の案も出ていたという。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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