中国で資本市場への監督強化とリスク防止が進展

CRI online    2024年9月24日(火) 17時50分

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中国で資本市場への監督強化とリスク防止が進展しています。写真は上海証券取引所。

証券監督管理委員会の呉清会長は24日、国務院報道弁公室が行った記者会見で、「国務院は4月に新たな『国九条(資本市場の発展に関する9条の意見)』を発表し、証監会は50以上の制度と規則の策定と改訂を行った。これにより『1+N』の政策規則システムが形成され、資本市場への監督強化、リスク防止、質の高い発展の促進が進展を見せた」と紹介しました。

呉会長によると、中国の市場生態システムは今年に入ってからより改善され、8月末までに577件の証券および先物取引に関する違法案件が処理されました。市場の基本制度は急速に整備され、発行と上場、配当、売却、取引など各プロセスの制度と規則が整備されました。2023年度の上場企業による配当は2兆2000億元(約45兆円)に達し、過去最高を記録しました。債券市場や先物市場の機能が安定しています。今年1~8月の債券市場では、各種債券が8兆9000億元(約180兆円)発行され、安定した成長を維持しています。

呉会長はさらに、「今後は中長期資金の市場参入を促進するための指導意見を発表し、M&A(企業売買)の促進に関する6つの措置を公表する」と明らかにしたほか、財務の不正や市場操作などの違法行為に対し、断固として取り締まると指摘しました。(提供/CRI

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