陝西省漢中市寧強県は秦嶺大巴山山間地帯に位置し、中国の「南水北調」（南方地域の水を北方地域に送り水不足を解消するプロジェクト）の中ルートプロジェクトにおける重要な水源かん養エリアであり、秦嶺大巴山の生物多様性保全重点生態機能エリアとなっている。人民網が伝えた。

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寧強県は近年、水界生態系の保護を継続的に強化し、河湖長制（河川・湖沼の保護責任者制度）といった河川と水を守る措置を全面的に実施し、伐採禁止や牧畜禁止、汚染物質を排出する企業の設置禁止、飲料水施設や農村のトイレなどの改造、汚水の直接排出禁止といった措置を通して、水源の水質をさらに高めることができるようバックアップしている。

漢江を流れる水を守るために、寧強県は河川18キロを整備し、新たに堤防21．4キロを建設し、汚水管網2．6キロ、排水溝7．4キロを改造し、河岸4．2万平方メートルを緑化し、約46．7ヘクタールの土地に水生植物を植え、水界生態系の好循環を作り出し、河川の景色は目に見えて改善した。漢江の水源の水質はすでにI類の国家標準に達している。（提供/人民網日本語版・編集/KN）