フライメディア 2024年9月25日(水) 14時40分
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昭和の甘酸っぱい時代を思い出させてくれる台湾のカフェを紹介しよう。
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昭和の甘酸っぱい時代を思い出させてくれるカフェを紹介しよう。その名も「タンポポ喫茶」。いかにも昭和なネーミングだが、台北の学生街にある。中国語名は「炭波波(タンポォポォ)」と中国語の発音を当てている。
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緑の窓枠は幼い頃に遊んだシルバニアファミリーを思い出す人もいるのではないだろうか。そう、ここは昭和時代に幼少期や青春時代を過ごした人にはたまらない昭和レトロをテーマにした喫茶店なのだ。
昭和レトロや昭和歌謡をテーマにしたカフェは多いが、ここが台湾だということを忘れてはならない。台湾に20年以上住んでいる筆者は志村けんの大ファンだという40代以上の台湾人によく出会う。時代がすでに令和だからだろうか、昭和のアイドルが好きだという台湾人には出会ったことはなく、大好きなアイドルの写真を店に飾ろうなんて台湾人がいることも想像していなかった。
もうこれを見たら誰のファンか分かるだろう。
店内には昭和のアイドルのほかにもキャラクターやアニメなど懐かしのアイテムが数多く飾られている。
店主がいかに昭和が好きか分かる。店で働くスタッフは20代前後の若い男女だ。彼らも昭和が好きなのだとか。
寒天、半沢直樹、森ガールなど、今まで数々のブームが台湾に伝来してきた。ここ10年はインターネットの普及によりそのスピードも早くなり、昨今はむしろ台湾のブームが日本に流れ着くような逆流現象も起きている。
日本の昭和ブームもじわじわと台湾で起きているに違いない!いや、もうすでに起きている。レトロブームは「復古風」の名で台湾独自に展開されている。ここ数年は日本の昭和をテーマにした喫茶店が増えている。そこまで日本を好きでいてくれる台湾人に心からお礼を述べたい。
タンポポ喫茶は外観や内装の素晴らしさのほかにも、提供する日本風洋食もとてもおいしい。
昭和生まれでなくとも一度来たらまた来たくなること間違いなし!日本の皆さんにもぜひお勧めしたい喫茶店だ。(提供/フライメディア)
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