新海誠監督の「秒速5センチメートル」実写化、中国ネットで反対の声「必要ない」「手を出さないで」

Record China    2024年9月25日(水) 23時0分

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22日、新海誠監督の劇場アニメ「秒速5センチメートル」が劇場用実写映画として制作されることが明らかになった。写真は秒速5センチメートル。

2024年9月22日、新海誠監督のアニメ作品「秒速5センチメートル」が劇場用実写映画として制作されることが明らかになった。

「秒速5センチメートル」は三つの短編ストーリーで構成されており、それぞれ「桜花抄」、「コスモナウト」、「秒速5センチメートル」というタイトルが付けられている。各ストーリーは、主人公・遠野貴樹(とおのたかき)の成長と恋愛を中心に展開され、幼なじみの篠原明里(しのはらあかり)との深い感情、そして時間の経過とともに2人が次第に疎遠になる過程が描かれている。

同作は新海監督の初の実写化作品となる。約2時間の長編映画として制作され、公開は25年の秋が予定されている。また、主演は日本の男性アイドルグループ・SixTONESの松村北斗が務める。松村は、新海監督のアニメ「すずめの戸締り」で主人公の宗像草太(むなからそうた)の声を演じていた。

新海監督は同作の公式サイトで「最も信頼する俳優である松村北斗くんに主演をつとめてもらえることにも、人生の不思議さを感じます」とコメント。松村は「『北斗くんで見たいですね』 という(新海監督の)お言葉がこのチームで挑戦する理由をくれました」とし、「原作チーム、ファンの方への敬意を胸に挑ませていただきます」と述べた。

一方、このニュースが中国のSNS・微博(ウェイボー)で、複数のブロガーによって紹介されると、「なんてこった。衝撃的なニュース!」「見たくないなあ」「思わず眉をひそめたよ」「え、これって…新海監督の作品も実写化の波に飲まれるのか?」「実写化は必要ないでしょ」「やめておいてほしい。何でもかんでも実写化しなきゃいけないの?」などと、反対する意見が集まった。

また、「私の大切な存在に手を出さないで」「そのまま青春時代の思い出として残しておけばいいじゃないか」「そもそも新海監督のキャラクターは大抵、顔の特徴が薄いキャラが多いんだよね。なんでそうかって?みんなが感情移入しやすいようにしてるからだよ。だから実写化なんてすべきじゃない」などのコメントも寄せられた。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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