Record China 2024年9月26日(木) 11時0分
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華字メディアの日本華僑報網は24日、訪日外国人客の中で中国人が最多に返り咲いた背景について論じる記事を掲載した。
日本政府観光局が今月18日に今年8月の訪日外国人客のデータを発表したことについて、記事は冒頭で「日本政府がわざわざこの日を選んだかどうか、私はあまり多くの解説をしたくはない」と述べた。同日は満州事変の発端となった柳条湖事件が起きた日であり、中国で「国辱の日」とされていることを意識しているようだ。
記事は、8月の訪日外国人客が前年同月比36.0%増の293万3000人となり、中でも中国人が前年比でほぼ倍増となる74万5800人を記録して最多だったことに言及。背景には円安や日中間の航空便の増加があったとし、「まるで目に見えない橋を架け、両国の人々の距離をより近づけ、心を通じさせているかのようだ」と評した。
また、中国だけでなく、韓国や台湾、香港からも日本を訪れる観光客が増加傾向にあり、こうしたデータの背景には「日本の独特の魅力に引きつけられた無数の心」や「異国への好奇心と探求心」があると言及。これらの成果が、日本が観光誘致や感染症対策の面でたゆまぬ努力をしてきたことによるものだとする一方で、「観光客の安全と健康を確保しながら、サービスの質とレベルをどのように上げていくかは、依然として日本の観光業の大きな課題だ」と指摘した。
記事はこのほか、「中国人観光客が日本を愛しているのは決して偶然ではない」とも言及。「東京の繁華街から京都の古い街並み、北海道の雪景色、大阪のグルメまで、各所が独特の魅力を放っており、中国人を強く引き付けている」とし、「ここでは異国文化を体験できるだけでなく、両国民の深い友情と理解を感じることができる。こうした相互に引きつけ合う関係は、まさに日中観光交流が絶えず深化する基礎である」と論じた。
そして、「今後も日中の観光交流がさらに繁栄することは必至だ」とした上で、「双方はこの得難い歴史的チャンスをつかみ、引き続き協力を深めることで、すべての観光が両国民の友情を増進する架け橋となり、すべての出会いが世界観光市場の繁栄と発展を推進する原動力となるようにすべきだ」と述べた。(翻訳・編集/北田)
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