日本のユニクロでまさかのミス、台湾人女性が警察に通報、女性店員は泣きだす―台湾メディア

Record China    2024年9月26日(木) 16時0分

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台湾メディアの中時新聞網は26日、日本のユニクロで女性店員が台湾人観光客のパスポートを誤って別の人物に返却してしまうというまさかの騒動があったと報じた。

台湾メディアの中時新聞網は26日、日本のユニクロで女性店員が台湾人観光客のパスポートを誤って別の人物に返却してしまうというまさかの騒動があったと報じた。

記事によると、日本旅行中の台湾人女性がこのほどSNSで事の顛末(てんまつ)をつづった。女性は23日午後8時半ごろに京都のイオンモール内のユニクロ店舗を訪れて買い物をした。会計の際に免税手続きをしようとパスポートを取り出して店員の女性に渡したところ、突然、横から別の台湾人の中年女性2人がやってきて黙ってカウンターを指さした。

すると、店員は中を確認しないままパスポートをその中年女性に渡した。女性は不審に思い、念のため中年女性に「今返されたパスポートを見せてほしい」と頼んだ。中年女性が一度かばんにしまったパスポートを取り出して見せると、確かに本人のものだった。その際、中年女性は「紙袋を買いたいのだけど店員に言えばいいの?」と聞いてきたという。

女性は免税手続きを続けていたが、店員が再度パスポートを要求してきたため「さっき渡しましたが?」と返答。店員は「預かっていない」の一点張りで押し問答が続いたが、その場にいた別の外国人が「彼女は確かにパスポートを店員に渡していた」と証言した。女性は例の中年女性が店員から受け取ったパスポートがやはり自分のもので、中年女性は紙袋をもらおうとカウンターを指さしていたのだと思い当たり、すぐに近辺を探したものの見つからず。やむを得ず警察に通報した。

その後、防犯カメラの映像(本人らは閲覧を許されず)から、女性のパスポートが中年女性に渡されていたことが確認された。パスポートを渡し間違えた女性店員は頭を抱えて泣いていたという。あれこれと調べている間に閉店時間となったため、女性は警察官から翌日、警察署に来て届け出るように言われたそうだ。

女性のSNS投稿は100万回以上閲覧され、一部の台湾人ユーザーらがSNS上の「日本旅行グループ」で情報を共有して女性のパスポート捜索に協力したが2日過ぎても見つからず。女性はやむなく台北駐大阪経済文化弁事処まで行き、臨時パスポートを発行してもらったが、旅行の日程に大きな影響が出た。ユニクロ側はミスを認め、今回の騒動で発生した損失の全額を負担すると約束しているという。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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