中国工業・情報化部によると、8月末の時点で、中国の5G基地局の総数が404万2000カ所に達し、モバイル基地局の総数に占める割合が32．1％となった。スマホで5Gを利用するユーザーは9億6600万人で、携帯電話ユーザーに占める割合は54．3％に達した。

中国では回線速度が1000Mbps以上のインターネットが全ての市で普及し、5Gが全ての郷で利用可能になり、全ての村にブロードバンドが普及するなど、インターネットサービス能力が高まり続けている。ユーザーが多く、応用範囲が広く、ハイクオリティーのインターネットが、より広く、深く社会と人々の生活に溶け込み、実体経済のデジタル化、ネットワーク化、スマート化へのモデル転換をバックアップしている。

中国工業・情報化部の関係責任者は、「『ニーズを適度に上回る』という原則を堅持し、インターネットのインフラ整備を強化し、5Gの応用規模を拡大し、5Gネットワークが社会の運営や人々の生活により良いサービスを提供できるよう取り組み続ける」としている。（提供/人民網日本語版・編集/KN）