人民網日本語版 2024年9月27日(金) 17時0分
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日本少林寺拳法青年代表団が「心の故郷」を訪問した。
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日本の少林寺拳法グループの相談役である宗由貴氏は、「私たちの『心の故郷』は嵩山少林寺なので、少林寺拳法を学ぶ人は皆、嵩山少林寺に来たいと思っている。代表団の若者の多くが、来て本当に良かったと言っていた」とした。人民網が伝えた。
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少林寺拳法グループの宗由貴氏が率いる青年拳士代表団の一行70人が6日、河南省登封市にある嵩山少林寺を訪問して、少林寺常住院を見学したほか、少林寺の武僧のパフォーマンスを鑑賞したり、少林十三拳を体験したりした。
少林寺拳法グループは、宗由貴氏の父親である宗道臣氏が1947年に香川県で設立した武術団体で、世界の40カ国・地域に普及し、道場がある。
少林寺の白衣殿の前で、代表団は少林寺の第30代住職・釈永信氏と記念写真を撮影した。宗由貴氏によると、「父は白衣殿の壁画を見て、ヒントを得た。それはインド僧と中国僧が楽しそうに技の練習をする姿が描かれている。それを見た時に衝撃を受け、日本に戻ってから、人を育てるための教育団体としての手段に武道を選び、日本人の好む武道を中国武術の考え方をミックスさせて、新たに「少林寺拳法」を作り上げた。そのため、少林拳とは少し異なるが、私たちが一番大事にしていることが少林寺にあるので、少林寺を『心の故郷』としている」という。
そして、「実際に来て、自分で見て、触れて、人とも接して、感じたことは、やはりとても大きいと思う。直接会って、人と人が交流するのが一番」とし、「私も17歳の時から中国に来ているが、本当に来て良かったと思っている。同じように感じてくれる人が増えたらうれしい」とした。
中国を訪問した感想について、中京大学・少林寺拳法部の中村謙悟さんは、「日本には中国から伝わったものがたくさんある。中国に来るのは初めてだが、親近感が湧いた」とした。同じく中国に来るのは初めてという国際武道大学の樋笠亮太さんは、「中国はとても大きい。首都空港は東京ドームのように大きかった。中国人はとても優しく、僕たちを歓迎してくれた。想像していたのとは全然違った」とした。
少林寺拳法グループの青年拳士代表団は今回、中国人民対外友好協会の招待で訪中し、日本政府と中国政府との間で交わされた「青少年交流の強化に関する覚書」の枠組み下で、訪問交流を実施した。代表団は北京市や河南省に足を運び、中国の大学生と友好交流を展開したほか、名所旧跡や博物館を観光し、活力ある中国を体験した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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