EVバッテリー世界1位の中国CATLが韓国上陸へ=韓国ネット「技術を盗む気」「阻止すべき」

Record Korea    2024年9月30日(月) 14時0分

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26日、韓国・電子新聞は「世界最大のEV(電気自動車)バッテリーメーカー、寧徳時代新能源科技(CATL)が韓国に上陸する」と報じた。

2024年9月26日、韓国・電子新聞は「世界最大のEV(電気自動車)バッテリーメーカー、寧徳時代新能源科技(CATL)が韓国に上陸する」と報じた。

記事によると、CATL関係者が最近、記者に対し「韓国に正式に法人を設立する計画だ」と明らかにした。時期に関する質問には「間もなく実現するだろう」と答えており、準備がかなり進んでいる様子がうかがえたという。

CATLはこれまで韓国内に事務所を置き、主に技術支援を行ってきた。韓国法人設立という組織格上げは、韓国市場攻略を本格化する狙いだと見られる。

CATLは世界のEVバッテリー市場トップ企業。4~6月期、出荷量ベースでシェア1位(35.9%)を記録した。同期間、韓国のバッテリー3社を合算してもシェアは19.9%にとどまる。CATLは強みである LFP電池(リン酸鉄リチウムイオン電池)を前面に打ち出し韓国のEVとESS(電力貯蔵システム)市場の攻略を強化する見通しだと記事は分析している。

また、CATLは韓国をグローバル進出の足がかりとする可能性もあるとも指摘。欧米が中国製バッテリーに対する規制を強化している状況で、韓国企業との協力や韓国内生産拠点の確保などを通じ、規制を迂回(うかい)する狙いだと説明している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「米国が中国のバッテリーを規制してるから、韓国産だとラベルを貼り替えるつもりなんだろう。絶対に阻止すべき!」「中国企業の進出条件を強化しよう。韓国企業は中国に合資の形でなければ法人を設立できないし、結局、最後には全て奪われる。なぜ中国企業には簡単に投資させるのか」「韓国の技術者を確保して、韓国の二次電池特許技術を盗もうという策だろう」「韓国技術を盗むためのスパイ事務所でしょ」「韓国企業が中国でされたことの半分でもやり返してもらいたい」「死にたくなければ高くても国産バッテリーを使うべき」など、韓国進出させるべきではないとするコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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