「韓国のシャインマスカットはまずい」説は本当か、専門家に聞くと=韓国ネット「民族性のせい」

Record Korea    2024年9月29日(日) 20時0分

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27日、韓国・MBNは、中国で韓国産シャインマスカットの人気が急落していると報じられ「味が落ちた」という声が上がっているが、「本当に味が変わったのか」専門家に聞いたという記事を掲載した。

2024年9月27日、韓国・MBNは、中国で韓国産シャインマスカットの人気が急落していると報じられ「味が落ちた」という声が上がっているが、「本当に味が変わったのか」専門家に聞いたという記事を掲載した。

対中国ブドウ輸出は21年をピークに急減している。昨年、中国に輸出したブドウは91%がシャインマスカットだったことから、輸出の急減はシャインマスカットの競争力低下だと分析されているという。ネット上にも「最近のシャインマスカットは皮をむいて食べる必要がある」「皮が気になる。昔はそんなことはなかった」「最初の頃に比べ糖度がかなり落ちた」「最近まずい」「天候のせいか今年のは水っぽい」など、品質の悪化を指摘するコメントが多く投稿されている。

そこで記事は、韓国農村経済研究院のパク・ハンウル専門研究員、国立園芸特作科学院のノ・ジョンホ研究官という専門家に話を聞いている。2人とも「今年はシャインマスカットも含めブドウ全般の品質があまりよくないという声が出ている」「以前から予見されていたことで、農家にコンサルティングや指導をしてきたが、望む方向にならなかった」と、「まずくなった」説を肯定したという。その理由には「品質を考慮せず栽培量を増やした」ことが挙げられた。

シャインマスカットは本来、1本の枝につき1房栽培すべきだが、出荷数を増やすために2房、3房栽培するようになった。他の品種の場合、そのような栽培をすると外観上に問題が生じるが、シャインマスカットの場合はそれがないという。そのため、「見た目には問題がないのに、中身に変化がある」状態となり、味が落ちたという評価につながった、記事は説明している。

また、「シャインマスカットは栽培しやすい品種のため、技術のない農家も簡単に栽培できる」こと、「熟す前に出荷してしまう」「栽培面積や物量が幾何級数的に増えたため、以前のように管理が行き届かなくなった」なども問題点に挙げられた。今年は猛暑の影響もあるという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「今年のシャインマスカットはマジでまずい」「罪のない天気のせいにするな。去年もまずかったぞ」「日本が開発したものを韓国がぶち壊したのか。自分の舌は間違ってなかった」「もうかるからってじゃんじゃん栽培して、味のことは考えなかった農家が問題だ」「日本やフランスなど欧州は数量より品質、鮮度を重視する。でも韓国は…」「韓国人の民族性。何ひとつ長続きしない」「何かがはやると一斉に飛びつき、下方平準化させ、一斉に滅びる」など、「本当にまずい」と肯定するコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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