雲南省景洪市の村でドリアンの栽培に初成功―中国

人民網日本語版    2024年9月30日(月) 15時30分

拡大

雲南省景洪市の村でドリアンの栽培に初めて成功した。

(1 / 4 枚)

雲南省シーサパンナ・タイ族自治州景洪市嘎棟街道(エリア)干借村の村民・者大さんが栽培しているドリアンの木に実がなり、最近食べ頃を迎えた。専門家やドリアンが好きな人から、その品質が高く評価されている。人民網が伝えた。

その他の写真

各種果物の栽培技術を熱心に研究する者大さんは2019年7月にドリアンを自宅の庭に植えた。そして、ネットを活用して育て方を学んだり、観察したり、交流を通して意見を交換したりして、ドリアンの移植、剪定、施肥、水やりなどのコツをつかみ、そのスキルを磨いた。


者大さんが丹精込めて世話した結果、ドリアンの木は今年1月に花を咲かせ、6個の実が成り、9月に食べ頃を迎えた。嘎棟街道弁事処は21日、同自治州林業・草原局や数人の専門家、学者、ドリアンを栽培する農家を招き、景洪市で1本目となるドリアンの木になった実の収獲セレモニーを開催。さらに、それをむいて、タイ産のドリアンとの食べ比べも行った。

ドリアンの花

チェックを経て、者大さんが育てたドリアンの実は、果肉がぎっしりと詰まっていて香りに優れ、さっぱりと口当たりも良く、糖度は34%以上であることが分かった。甘味も口当たりも優れており、専門家やドリアンが好きな人から品質を高く評価された。


ドリアンは気温と湿度が高く、日光が十分に当たる場所でしか育たず、その主な産地は東南アジア諸国に集中している。今回、干借村でドリアンの栽培に成功したことは、同自治州のドリアン産業を発展させることが可能である根拠となると期待されている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携