第3次世界大戦が起きる可能性は存在する―中国専門家

Record China    2014年9月14日(日) 5時40分

拡大

12日、環球時報は国防大学の韓旭東教授による「第3次世界大戦が起きる可能性は存在する」と題する記事を掲載した。

(1 / 2 枚)

2014年9月12日、環球時報は国防大学の韓旭東(ハン・シュードン)教授による「第3次世界大戦が起きる可能性は存在する」と題する記事を掲載した。

その他の写真

記事では「ウクライナ情勢が緊迫するなか、ロシアと欧米の対立は深まり、米ロの間で直接衝突が起きる可能性が懸念されている。両者に軍事衝突が起きれば、世界を巻き込むことになる」と第3次世界大戦の可能性に言及。「現在は新しい世界戦争の時代に入っている。その主戦場は、宇宙、インターネット、そして海だ」としている。

さらに、「中国はこのような世界性戦争を基点として、軍事力を発展させていくべきだ」と主張。その理由として以下の4点を挙げている。

1.「新中国」成立以来、中国は陸の権益を中心に守ってきたが、海洋権益争いの激化にともない、中国軍も方向転換しなくてはならない。

2.中国は北極海、太平洋、インド洋の中心にある。中国の海洋発展に、各国は神経を尖らせており、このような状況下では、わが国は主体的に軍事力を発展させなければならない。

3.中国が国家利益を開拓するにつれ、アジアを重視する米国の矛先が中国に向き始めた。もし、世界的な軍事力を有していなければ、利益と安全の保護は口だけになってしまう。

4.中国の海空軍の海外での作戦能力は限られており、海外での利益確保に支障をきたしている。結果、海空軍は時代の流れから取り残されている。中国は受け身になってはならない。(翻訳・編集/TK)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携