演技を専門に学んでいないが演技力抜群な中国ドラマの俳優トップ10―台湾メディア

anomado    2024年10月6日(日) 17時0分

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台湾のエンタメ・美容サイトのBEAUTYはこのほど、「演技を専門に学んでいないが演技力抜群な中国ドラマの俳優トップ10」を紹介する記事を掲載した。写真はシャオ・ジャン。

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台湾のエンタメ・美容サイトのBEAUTY(美人圏)はこのほど、ネットユーザーが選んだ「演技を専門に学んでいないが演技力抜群な中国ドラマの俳優トップ10」を紹介する記事を掲載した。

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記事はランキングの具体的な内容を伝えるのに先立ち、「中国のエンタメ界には北京電影学院や中央戯劇学院を卒業したスターが大勢いるが、近年は演技を専門に学んでいない有名俳優も少なくない」と説明。例としてシャオ・ジャン(肖戦)やワン・イーボー(王一博)らの名を挙げた上で、ランキングは1位チャオ・リーイン趙麗穎)、2位シャオ・ジャン、3位タン・ジェンツー檀健次)、4位ジョウ・シュン(周迅)、5位アレン・レン(任嘉倫)、6位バイ・ルー(白鹿)、7位ワン・バオチアン(王宝強)、8位ワン・ユエン(王源)、9位ジャン・シン(蒋欣)、10位ワン・イーボーという顔触れになったことを伝えた。

記事は10位のワン・イーボーについて、ドラマ「陳情令」で大ブレークし、後続の主演作「有翡 -Legend of Love-」や「風起洛陽〜神都に翔ける蒼き炎〜」も極めて高い「熱度」を誇ったとコメント。また、「演技への評価は割れてきたが人気が衰えることはなく、近年は積極的に映画に取り組んでいる」と述べて「2023年だけで3作品が公開された上、興行収入、熱度、口コミも上々。ワン・イーボーの人気のすごさを再び目の当たりにした」と紹介した。

ワン・イーボー

9位のジャン・シンは、大ヒット時代劇ドラマ「宮廷の諍(いさか)い女」の華妃役で知られる俳優だ。記事によると、ジャン・シンが同作で見せたあるシーンには業界から「教科書式の演技だ」との称賛が寄せられ、深みのある演技は高い評価を獲得した。華妃を「最も愛するキャラクターの一人」とする視聴者も多いという。

ジャン・シン

8位のワン・ユエンは男性ユニットTFBOYSのメンバーで、記事は「近年は積極的に映画やドラマ界に足を踏み入れている」と指摘。ドラマ「天帝の剣~大主宰~」や「追光的日子」などに相次いで出演したと伝えた他、「追光的日子」での演技に多くの高い評価が寄せられたこと、演技が自然で、泣くシーンに視聴者が引き込まれたことなどを紹介した。

ワン・ユエン

7位のワン・バオチアンについて、記事は「演技を専門に学んでいないが演技力抜群な俳優」ですぐにワン・バオチアンを思い浮かべる人は少なくないだろうとコメント。ワン・バオチアンは映画「盲井」「イノセントワールド -天下無賊-」で頭角を現し、ドラマ「士兵突撃」の許三多役で知名度を大きく上げたとし、中国のエミー賞に当たる第24回「金鷹電視芸術賞」で一般視聴者の人気投票による「最も人気がある俳優賞」を獲得したことなどを伝えた。

ワン・バオチアン

6位のバイ・ルーについて、記事は「近年注目を集める新世代女優で、『オオカミ君王とひつじ女王』や『美人骨』などの作品で人気者に。さらに『長月燼明』で事業の新たな高みに上った」と紹介。「美貌が目を引くだけでなく、自然な演技もとても好評だ」と評し、モデルだったバイ・ルーは有名プロデューサーのユー・ジョン(于正)氏に見出されて俳優に転身したと伝えた。

バイ・ルー

5位のアレン・レンはデビュー前は卓球選手だったこともよく知られる俳優だ。記事は最新ドラマの「流水迢迢」に触れた上で、「アレン・レンは『麗王別姫~花散る永遠の愛~』で頭角を現し、『花様衛士~ロイヤル・ミッション~』や『美人骨』など多くの人気作品によって中国ドラマの男神になった」と紹介。この他、「今や時代劇の男神で、主演する時代劇はほぼどれもヒットしている」と指摘した。

アレン・レン

4位のジョウ・シュンについて、記事は「『演技を専門に学んでいないが演技力抜群な俳優』といって欠かせないのがジョウ・シュンだ」と強調。ドラマ「大明宮詞」「人間四月天」や映画「ふたりの人魚」「恋愛中的宝貝」など多くの作品に出演して数々の賞に輝いたと紹介したほか、「ふたりの人魚」や「推拿(Blind Massage)」などを手がけたロウ・イエ(婁燁)監督から「彼女は生まれながらの俳優」と称賛されたことを伝えた。

ジョウ・シュン

3位のタン・ジェンツーについて、記事はサスペンスドラマ「猟罪図鑑~見えない肖像画~」で人気が急上昇し、時代劇ドラマ「長相思」で再び人気が爆発したと紹介。「ルックスに恵まれているだけでなく、演技もうまい。『長相思』の人気キャラ・相柳の魅力を完璧に表現した」などとたたえ、「演技もせりふの言い回しも安定していた」「『長相思』で再び人気急上昇を迎え、中国ドラマの新世代の男神になった」と評した。

タン・ジェンツー

2位のシャオ・ジャンは大学で現代デザインを専攻しており、記事は「高い顔面偏差値と演技力を兼ね備えたシャオ・ジャンはデビュー前はデザイナーだった」と紹介。「ボーイズグループ『X NINE(X玖少年団)』のメンバーとして正式にデビューした後、『陳情令』で一気に男性トップスターに。後続の『斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~』『これから先の恋』などでも良い成績を収め、『玉骨遥(ぎょっこつよう)』『春を待ちわびて~The sea in the dream~』『氷に恋したサンシャイン-驕陽伴我-』も多くの話題を生んだ」と伝えた。

シャオ・ジャン

1位のチャオ・リーインについて、記事は「超えるのが本当に難しい!」と強調した上で、「チャオ・リーインは1985~89年生まれの女優の中で最高の演技力と認められている。それと同時に、人々が認める『視聴率女王』『爆ヒットドラマ女王』でもある」とコメント。さらに、「チャオ・リーインは自身の実力で演技を専門に学んでいない俳優に対する外部の先入観を取り除いた」と述べて役作りのすごさにも触れ、「近年は『輝け!シンフー~幸福到万家~』『風吹半夏』でイメージチェンジを完了させた中国ドラマの女王だ」とたたえた。(翻訳・編集/野谷

チャオ・リーイン

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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