国慶節連休に合わせて公開される映画の前売り券売上高が1億元を突破―中国

人民網日本語版    2024年10月1日(火) 12時30分

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中国で国慶節連休に合わせて公開される映画の前売り券売上高が1億元を突破した。写真は「749局」。

中国の映画産業に関するデータを発表している灯塔専業版のデータによると、9月29日午後2時38分の時点で、国慶節(建国記念日、10月1日)の7連休に合わせて公開される映画の前売り券の売上高が1億元(約20億円)を超えた。現時点で、興行収入トップ3は「749局(749 Bureau)」「浴火之路(Tiger Wolf Rabbit)」「志愿軍:存亡之戦(The Volunteers:To the War 2)」となっている。中国新聞網が伝えた。

灯塔専業版の上映スケジュールを見ると、今年は国慶節7連休に合わせて新作映画10作品が公開され、そのジャンルはドラマ映画、戦争、犯罪、アクション、災害、家庭、SF、冒険、青春、歴史、歌・ダンス、アニメ、コメディ、ファンタジーなどをカバーしている。

灯塔専業版のデータアナリスト・陳晋(チェン・ジン)氏は、今年の国慶節7連休に合わせて公開される新作映画はバラエティーに富んでいて、エンターテインメント性が高いとしている。例えば、チェン・カイコー(陳凱歌)監督がメガホンを取り、チュー・イーロン朱一龍)、シン・バイチン(辛柏青)、チャン・ズーフォン(張子楓)などが主演を務める戦争映画「志愿軍:存亡之戦」、ハイジャック事件をテーマにし、アンディ・ラウ(劉徳華)、張子楓、チュー・チューシアオ(屈楚蕭)などが主演を務める「危機航線(High Forces)」、「人生大事(Lighting Up The Stars)」に続いて、劉江江(リウ・ジアンジアン)監督が再びメガホンを取った家庭をテーマにした映画「出入平安(Give You A Candy)」などが9月30日午後6時に中国全土で公開される。

また10月1日には、ルー・チュアン(陸川)監督がメガホンを取り、ワン・ジュンカイ王俊凱)、ミャオ・ミャオ(苗苗)、ライアン・チェンが主演を務めるSFアクション大作「749局」、シャオ・ヤン(肖央)や飛天賞で主演女優賞を受賞したばかりのチャオ・リーイン趙麗穎)が主演を務める誘拐をテーマにした映画「浴火之路」、伝統文化を伝承し、中国式美学を再現し、革新的な歴史舞踊劇を映画化した「只此青緑」などが公開される。

コメディーは今年の大作の中でも特に際立っているジャンルで、国慶節に合わせて公開される作品にも、ジャッキー・チェン(成龍)、ウェイ・シャン(魏翔)、シー・ツー(史策)などが主演を務めるアクションコメディー「熊猫計画(PANDA PLAN)」、グォ・ヨウ(葛優)、リー・シュエチン(李雪琴)、ヤン・ハオユー(楊浩宇)などが主演を務めるコメディー「爆款好人(The Hutong Cowboy)」などがある。多種多彩な作品がさまざまな観客のニーズを満たすことになりそうだ。

灯塔専業版によると、9月29日午後2時38分の時点で、国慶節の7連休に合わせて公開される映画の前売り券の売上高が1億元を超えた。うち、「749局」が3281万元以上で、全体の32.8%を占めるなど、最も好調な滑り出しとなっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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