昌九高速鉄道全線で唯一の完全現場打ち工法の特大橋が順調に完工―中国

CRI online    2024年9月30日(月) 20時50分

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昌九高速鉄道全線で唯一の完全現場打ち工法の特大橋が完工しました。

北京と香港を結ぶ高速鉄道の一部である江西省の南昌と九江を結ぶ昌九区間鉄道の全線で唯一となる、橋全体のコンクリートを現場打設する特大橋・閔家特大橋の最後の梁(はり)が30日午前9時、連続5時間の作業を経て、順調に完工しました。

閔家特大橋は全長1219メートルで、前方は建設中の天祥大道のシールドトンネルとつながり、後方は既に開通して運用中の南昌東駅につながっていて、橋りょうを架設する条件が整っていないことから、橋全体が現場打ち工法で施工されています。この橋は長い距離にわたって生簀や用水路などの生産や生活に関わる水系をまたいでいるため、施工のための空間や交通条件の制限を受け、梁の架設や型枠の設置、鉄筋の結束、コンクリート打ちなどの工程が頻繁に絡み合い、工事の難度が高く、安全管理と制御のリスクが高いとされています。

今回完工した閔家特大橋は工事中の天祥大道シールドトンネルとつながっています。このトンネルは昌九高速鉄道全線における重点的な制御性工事で、全長は6.4キロあり、そのうちシールド区間の長さは4.4キロで、外径14.8メートルの泥水バランスシールドマシンを用いて掘削され、現在国内で掘削されている時速350キロの高速鉄道用シールドトンネルでは最大の直径となっています。

昌九高速鉄道は全長138キロで、全線の橋とトンネルの割合は82%に達し、五つの駅と58基の橋、21本のトンネルが設置され、国家の『中長期鉄道ネットワーク計画』の「八縦八横」高速鉄道の主要ルートである北京-香港(台北)ルートの重要な構成部分となります。(提供/CRI

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