中国メディアの紅星新聞によると、中国陝西省西安市の警察当局は9月30日、ネットワークトラフィックを増やすため「西安で雪が降った」とする偽動画を散布し、公衆の視聴を妨害し、悪影響を及ぼしたとして、30代の女を法に基づき行政拘留したと発表した。

29日にショートムービープラットフォームなどに「西安で初雪」などとする動画が多数投稿された。西安市気象台は紅星新聞の取材に対し、「西安で初雪」とする情報は事実ではないと回答していた。

SNSの微博（ウェイボー）では、「西安で雪が降った」とする偽動画を散布した女が行政拘留されたとする報道について、「こんなことで拘留されるの？」「この偽情報でどんな損失が生じ、悪影響が及んだの？」「厳しすぎない？」「そこまでする必要ある？」「厳重注意で良かったのでは」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/柳川）