中国の税関、現金20万米ドルを体に巻き付けマカオへ脱出図った男を摘発

Record China    2024年10月5日(土) 16時0分

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2日、澎湃新聞は、広東省の出入境検査場で米ドル札20万ドルを体に巻き付けて出境しようとした男性が摘発されたと報じた。

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2024年10月2日、中国メディアの澎湃新聞は、広東省の出入境検査場で米ドル札20万ドル(約2900万円)を体に巻き付けて出境しようとした男性が摘発されたと報じた。

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記事は、中国税関当局が発表した情報として、同省のマカオ特別行政区との境に設置されている拱北口岸(出入境検査場)で27日、米ドル札20万ドルを体に隠した男性を摘発したと紹介。男性はマカオ籍で、同日午前8時ごろ(現地時間)に税関の無申告レーンを通ってマカオに赴こうとした際、腹部を隠すようにリュックサックを前に抱えるなど不審に感じた税関職員に止められたという。

そして、検査の結果腹部や両腿内側から伸縮性のある包帯や食品用ラップで巻きつけられた米ドル札の束20組を発見し、計算したところ全部で20万ドルの現金を無申告で持ち出そうとしていたことが明らかになったという。


税関当局によると、2万元(約42万円)または5000ドル(約74万円)相当の外貨を国外(境外)へ持ち出す場合は税関への申告が必要であり、短期間に複数回出入りを繰り返す場合の制限額はより厳しく、15日以内に2度以上の出国(出境)をする場合は1000ドル(約15万円)以上、当日に2度以上出国(出境)する場合は500ドル(約7万4000円)以上で税関申告が必要になるという。

この件について、中国のネットユーザーは「誰もがレベルの低い手口ですぐバレると分かっているのに、どうして同じことをやる人が後を絶たないのだろうか」「これは間違いなくマネーロンダリングか、詐欺で得たお金だ」「これ、現金じゃなくてアプリに入金しておけば普通に持ち込めたのでは?」「結局いくら税金を支払うことになったのかを知りたいところ」といった感想を残している。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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