中国国連代表、中東での全面戦争勃発を防ぐ4つの「必要性」を提起

CRI online    2024年10月3日(木) 18時50分

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中国の傅聡国連大使は2日、レバノン・イスラエル情勢に関する国連の安全保障理事会の緊急審議で4つの「必要性」を提起しました。

中国の傅聡国連大使は2日、レバノン・イスラエル情勢に関する国連の安全保障理事会の緊急審議で発言し、現在の情勢下で安保理は緊急で行動を取る必要があり、一致団結して明確かつ正確に要求を提起し、ガザでの即時停戦の必要性とレバノン・イスラエル情勢の即時沈静化と暴力の循環を止めるよう推進する必要性、戦争の蔓延を全力で防止する必要性、そして関係するあらゆる方面が政治的・外交的解決の軌道に戻るよう働きかける必要性を訴えました。

傅大使は、「中国は、あらゆる国の主権と安全保証、領土保全を確実に尊重するよう呼びかけ、国際関係の基本準則に違反するすべての行為に反対することを重ねて表明し、民間人を狙ったすべての暴力的攻撃を非難する」と述べました。さらに、イスラエルが国境を越えてレバノンに入国するいかなる行為もレバノンの主権と領土保全を侵害するもので、安保理決議の規定に違反しているとの国連の立場に賛同しました。

また、中国外交部報道官は2日、激化するレバノン・イスラエル情勢について記者の質問に答え、中東情勢の混乱に深い懸念を示したうえで、レバノンの主権、安全保障、領土保全の侵害と、激化する矛盾と衝突の拡大に反対する立場を示しました。そして、「中国は、国際社会、特に影響力のある大国に対して建設的な役割を確実に発揮し、情勢のさらなる動揺を避けるよう呼びかけている。中国は、ガザ停戦が実現しないままであることが今回の中東情勢の混乱の根本的原因であり、すべての当事者がガザにおける全面的かつ持続的な停戦をできるだけ早く実現しなければならない」との考えを示しました。(提供/CRI

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