「ちいかわ」が中国で一世を風靡、限定商品はライブのプラチナチケットより入手困難―台湾メディア

Record China    2024年10月5日(土) 12時0分

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3日、台湾メディア・中央通訊社は、日本の漫画キャラクター「なんか小さくてかわいいやつ」(ちいかわ)が中国本土でブームとなっていることを報じた。

2024年10月3日、台湾メディア・中央通訊社は、日本の漫画キャラクター「なんか小さくてかわいいやつ」(ちいかわ)が中国本土でブームとなっていることを報じた。

記事は、世界的な人気を集めている「ちいかわ」が特に中国で爆発的な人気となっていると紹介。上海市のジョイシティ静安や百聯ZXクリエイティブセンター、第一百貨店など多くのアニメ・漫画の聖地となっている場所では、日本と同時発売の「ちいかわ」の新商品に加え、中古品の取り引きも活発になっており、特に休日になると実に多くお「ちいかわ」ファンが各種アニメ作品ファンに混ざって店を訪れ交流していると伝えた。

そして、関連店舗のスタッフが「人気のあるスタイルやモデルはすぐに売り切れてしまうので、今後さらに在庫を強化する」と語り、「ハイキュー!!」グッズを買いに来た女性が「ちいかわ」のグッズも購入し、「特にファンというわけではないけど、キャラクターがかわいすぎてつい買ってしまった」と話したことを紹介している。

また、中国の有名日用品ブランド名創優品が「ちいかわ」とのコラボ商品開発に取り組み、現在までにすでに3回に渡って商品リリースを行っていると紹介。1日より始まった国慶節連休では、上海市の淮海中路にある旗艦店で大々的な「ちいかわ」グッズキャンペーンを実施し、ストラップやぬいぐるみに加え、スリッパ、タンブラー、帽子などを陳列した専用カウンターを設けてファンを呼び込んでいると伝えた。

記事は、中国本土のブランドとのコラボに加え、「ちいかわ」も中国経営を強化しており、9月末には中国のECプラットフォーム「天猫(Tmall)」に公式旗艦店をオープンしたと紹介。一般商品のほか、期間限定商品が毎日のように発売されており、発売開始から数秒で売り切れてしまう限定品もあることから、ファンからは「ちいかわ商品はライブのプラチナチケットより入手困難」という冗談めいた感想まで聞かれるとした。

一方で、人気の高さゆえに「ちいかわ」の模造品も後を絶たないと指摘。模造品が中国のECプラットフォームや実体店舗で次々と出現しており、高額を支払って偽物を買わされた多くの消費者がSNS上で苦悩の声を上げるとともに、他のファンに注意を呼びかけているとも伝えた。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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