日本国旗を踏みつければ中国国旗をプレゼント、小さな子どもも笑顔で参加―台湾メディア

Record China    2024年10月4日(金) 11時10分

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中国・広西チワン族自治区で日本国旗を踏みつける様子が撮影され、物議を醸している。

中国・広西チワン族自治区で日本国旗を踏みつける様子が撮影され、物議を醸している。台湾メディアの民視新聞網が3日付で報じた。

民視新聞網は、「中国・深センで日本人の男子児童が中国人の男に刺殺された事件により、日中関係の緊張が高まっているが、(中国の)民間の『仇日(日本を恨む)行動』は収まりを見せないどころかさらにエスカレートしている」と指摘し、9月30日に同自治区で撮影されたとされる映像を紹介した。

映像には、国慶節(建国記念日)に合わせて広場で中国国旗が無料で配られている様子が映っているが、当事者らは国旗を渡す条件として、地面に置いた日本国旗を踏みつけることを市民に要求。日本国旗には中国語で「ご主人様、足を拭いてください」とも書かれている。大人が次々と日本国旗を踏んでいく中、小学生や未就学児とみられる小さな子どもまでが笑顔で日本国旗に飛び乗り中国国旗を受け取っていった。

この映像はX(旧ツイッター)上で注目を集めており、ネットユーザーからは「中国はまだ憎悪(ヘイト)教育を行っている」「これがまさに中国人の姿」「『中国にはヘイト教育などない』か、ハハハハ」「お上の言うことと民間人のやることは一致しない」「極端な愛国。愚昧(ぐまい)」といったコメントが寄せられている。

今回の動画については中央社やTVBS新聞網など複数の台湾メディアが報じているほか、聯合早報、星洲日報など海外華字メディアも取り上げているが、中国のメディアでは報じられていない。なお、中国では過去にも飲食店などが客に日本国旗を踏ませる出来事が起きている。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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