2024年10月4日、韓国・毎日経済は「世界中の登山家が利用する有名サイトで韓国の鬱陵島が日本領と表記されている事実が確認され、物議を醸している」と伝えた。

記事によると、世界の山岳の天気予報を提供するサイト「mountain‐forecast．com」で「Ulleungdo（鬱陵島）」を検索すると、日本の国旗が表示されて日本の領土として紹介される。また背景画面には鬱陵島ではなく竹島の画像が表示され、「独島（竹島の韓国名）も日本領だと誤解されかねない状況だ」と記事は指摘している。

韓国の広報活動を行う徐ギョン徳（ソ・ギョンドク）誠信女子大学教授は「サイト側に抗議のメールを送って是正を求める予定」と明かし、「世界中にいる韓国人ネットユーザーと共に韓国の領土に関する誤表記を正す活動をさらに強化する」と話したという。

韓国では20年にも、日本の新型コロナウイルスの状況を世界に発信するサイトで鬱陵島が島根県と表記されていることが物議を醸していた。

徐教授は今週末に竹島を訪れ「独島観光指針書」というテーマの映像を作成する計画で、今後は「独島観光」の活性化にも力を入れていくとしている。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「これはひどい」「鬱陵島も独島も韓国領だ！知らないならちゃんと学んでから掲載するべき」「鬱陵島も独島も対馬も誇らしい韓国の領土だよ」「国家機関は一体何をしているの？なぜこういう仕事を徐教授1人に背負わせる？」「この事実を知っても現政権は何もしないだろうね」「尹錫悦（ユン・ソンニョル）大統領が弾劾されるべき理由はたくさんある。国民を守る気もなく、国の領土を守る意思もない」「仕方ないよ。韓国政府だって独島を『紛争地域』とするくらいだから…」「こういうことが頻繁に起こるのは、国力が低下している証拠だ」「サイトをハッキングして日本国旗の表示を韓国国旗に替えることはできないの？」などの声が上がっている。（翻訳・編集/堂本）