ヒロインの姉・沈姌（しんぜん）に心を寄せながらも、決して表情には出さないミステリアスな周述安（しゅうしゅつあん）を演じたのは、「有翡（ゆうひ） -Legend of Love-」以来、約4年ぶりの時代劇出演となるスン・ジエン（孫堅）。夫の秘密を知った後も父の冤罪を晴らすために耐え忍ぶ強く聡明な沈姌を、陰ながら支える周述安を演じ、話題となった。沈姌も彼に惹かれていくが、共にいることが許されない2人の切ない恋模様に胸が締め付けられ、サブカップルにも注目して欲しい。このたび本作の配信とDVDリリースを記念して、スン・ジエンのインタビューが到着した。

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■｢永安夢～君の涙には逆らえない～｣で演じた役を紹介してください。

僕は挑戦したことのない役を演じてみたいと思っていたのですが、それがまさに今作で演じた周述安（しゅうしゅつあん）でした。彼は高貴な家柄ではありませんが大志を抱いています。愛情に忠実で一途な男性です。彼は沈姌（しんぜん）にひと目ぼれするのですが、家柄が低い彼が階級を越えるためには、長い間、勉学に励む必要がありました。そうして彼は人生の逆転を図り、官僚になってから愛を追い求めます。沈姌とは背徳的な関係で、予想外の絆で結ばれています。2人の関係は見る人の胸を締めつけるでしょう。

■周述安と、シュー・ジェンシー（徐正溪）さんが演じた陸時硯（りくしげん）との関係について

周述安と陸時硯が見せる緊密な連携は、他の作品ではまず見たことがありません。2人は経歴が全く異なるキャラクターですが、同じ時代に生き、肩を並べて戦いながら物語が進んでいきます。一見、敵対しているようですが実は親しい、そんな関係性の2人なので、僕自身も楽しく演じられました。

■陸時硯を演じたシュー・ジェンシーさんの印象を教えてください。

シュー・ジェンシーさんの最初の印象はカッコよくて身長が高いということでした。それから撮影が進むにつれて心が通じ合うようになって、役のことでも何でもよく話すようになりました。現場でのシュー・ジェンシーさんはとにかくカッコよさ担当でしたね。

■撮影はいかがでしたか？

テンポの速い撮影でしたが、余裕をもって創作を楽しんでいました。監督たちが考えたロマンチックな設定や斬新なアイデアは素晴らしかったです。

■「永安夢～君の涙には逆らえない～」の見どころを教えてください。

本作は自然に笑いをもたらしてくれるドラマです。そして不意に胸を締めつけることもある、心に刺さる繊細な物語でもあります。お見逃しなく！