国慶節の渋滞避けるため?男性がシェアサイクルで500キロ爆走―中国

Record China    2024年10月6日(日) 17時10分

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3日、香港メディア・香港01は、四川省で薄着の男性がシェアサイクルで約500キロを走破する様子がネット上で紹介されて議論を呼んだと報じた。

2024年10月3日、香港メディア・香港01は、中国・四川省で薄着の男性がシェアサイクルで約500キロを走破する様子がネット上で紹介されて議論を呼んだと報じた。

記事は、1日から始まった国慶節の連休中に、薄着の男性がシェアサイクルに乗って四川省成都市を出発し、標高が高く寒い同省西部のチベット族居住地域に向かう様子を撮影した動画がSNS上で拡散したことを紹介。動画は自動車旅行を楽しむネットユーザーが車内から撮影したもので、黒いシャツを1枚着た男性が鮮やかな緑色の自転車をこいで高速道路を走行しており、現場では雪が降り路面が濡れていることも確認できたと伝えた。

そして、撮影者がこの男性と話をしたところ男性が「成都から自転車に乗ってきた」と語ったと明かしたこと、男性の自転車がすでに同省カンゼ・チベット族自治州雅江県に到達したと紹介したことを伝え、成都から同県までの距離は約500キロで、自転車では約2日、自動車を使っても約10時間かかる距離であると説明した。

記事は、国慶節連休中には中国本土で延べ19億人が移動し、高速道路利用者も延べ15億2600万人に上るとの予測が出ており、多くの高速道路で激しい渋滞が発生していると紹介した上で、早くも雪の降る寒冷地域に薄着で自転車に乗って移動する男性に対してネットユーザーから「連休の渋滞を避ける新たなアイデア」「孤独の勇者だ」「青蔵高原でシェアサイクルを見た時には、震えが止まらなかった」といった感嘆の声が見られたとする一方、疑問の声も多く寄せられたことを伝えている。

記事によると、ネットユーザーからは「こんなに長時間シェアサイクルを利用していたら、超過料金を取られるのではないか」「シェアサイクルって、地域を跨いだ利用はルール違反だったと思うが」「正規の利用だったら料金がとんでもないことになっているはず。何らかの方法で支払いを逃れようとしているなら、それは自転車の窃盗になるのでは」「これはウソだろう。バックパックも背負っていないし。ウソだとしてももっと本当らしく見えるようまじめに撮影してほしい」といった声が寄せられたという。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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