Record China 2024年10月9日(水) 0時0分
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7日、台湾メディアのTVBS新聞網に、台湾の漫画家たちが見る日本の漫画産業について紹介した記事が掲載された。写真は【推しの子】。
2024年10月7日、台湾メディアのTVBS新聞網に、台湾の漫画家たちが見る日本の漫画産業について紹介した記事が掲載された。
記事は、「日本の漫画産業は発展が著しく、その規模も非常に大きい。『【推しの子】』はその一例で、漫画からアニメに改編され、多くのファンに愛されている。この漫画原作のアニメは第2期が終了し、公式サイトから第3期の制作がこのほど発表された。新しいキャラクターが登場する最新のビジュアルも公開されたが、『【推しの子】』に限らず、ほぼ全ての日本のアニメの成功を各国が手本にしようとしている」とした。
その上で、「実は、台湾にも多くの漫画家がいて、日本アニメの成功を目の当たりにしている。彼らも一生懸命に作品を作り、国際的な舞台へと進出している。今回、台湾の文化部(文化省)が開催した台日展覧会では、国際的な交流を図るため、日本国際漫画賞で最優秀賞を受賞した簡嘉誠(ジエン・ジアチョン)氏や韋蘺若明(ウェイ・リールオミン)氏など5人の漫画家が招かれ、彼らは日本の漫画産業の盛況ぶりを実感したという」と伝え、そのうち4人が台湾と日本の漫画産業の違いについて次のように語ったことを紹介した。
韋氏は「日本は長い時間をかけて成果を積み上げてきたので、産業全体の体制が非常に成熟している」とする一方、台湾の漫画産業はまだ萌芽期にあることを指摘し、「日本は読者や人口が多いため、たとえニッチな作品でも、その市場規模は決して小さいわけではない」と指摘した。
また、簡氏は「産業全体が一気に花火のように大きなブームを起こし、突然消えるわけではない」とし、「台湾の漫画産業は日本ほど整っていないが、だからこそ台湾にはまだまだ発展の余地がある」と言及した。
このほか、MAE氏は「台湾で作品を発表すれば、まずは台湾の人たちに見てもらいやすい。そこから国際的に認められるチャンスが広がる」と述べ、AKRU氏は「漫画家になるまでの過程は大変だと思うが、本当に好きなことなら、情熱を持って取り組む価値がある」と語った。
記事は「情熱があれば行動に移すべきだ。漫画家たちは時間と努力を費やして自分の夢を描き、国際的な舞台へと進んでいる。彼らは、台湾の漫画も日本のアニメのように、世界中で注目されることを期待している」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)
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