日本の政界とカレーの関係―シンガポールメディア

Record China    2024年10月9日(水) 16時0分

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7日、シンガポールメディア聯合早報は「日本の政界はどうしてカレーライスが好きなのか」と題した記事を掲載した。

2024年10月7日、シンガポールメディア聯合早報は「日本の政界はどうしてカレーライスが好きなのか」と題した記事を掲載した。

記事は、永田町にある与党・自由民主党の本部では、党の委員会が開催される午後になるとカレーの香りが立ち込めると紹介。かつて、ある自民党議員が「他の料理と比べて、カレーは時間も手間もかからない。1分1秒を大切にする日本の国会議員にはぴったりだ。それに、カレーは庶民の食べ物であり、国民に親しまれているイメージがある」とその理由を語ったと伝えている。

その上で、カツカレーは「勝つ」に繋がることから、自民党総裁選の当日に各陣営が士気を高めるためにカツカレーを食べる風習があると紹介。18年9月の自民党総裁選では再選を目指していた安倍晋三氏が国会議員333人に3500円の高価なカレーライスを振る舞って士気を高めたものの、その後の投票を経て開票してみると329票しか入っておらず、4人分が「食べ逃げ」されたと話題を呼んだことを伝えた。

また、今回の総裁選でも加藤勝信氏が出陣式の際に推薦人20人にカツカレーを振る舞ったところ、実際の投票では加藤氏自身が投じたとみられる1票を含めても16票しか入っておらず「少なくとも5人が裏切った」とネット上で注目されたことを紹介している。

記事は、家で料理をすることを好み、得意料理のカレーライスは家族にも評判だという石破茂首相が27日に衆院選を行うことを表明したと紹介した上で「分裂状態にある自民党をどう束ねるのか、大いに注目される。仮に選挙に敗れるようなことがあれば党内対立は激化し、カレーライスがあっても石破氏は地位を保つことは難しくなるだろう」と結んだ。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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