中国自動車販売業者団体トップが「価格競争」を痛烈に批判―中国メディア

Record China    2024年10月9日(水) 18時0分

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中国メディアの快科技によると、中国汽車流通協会の沈進軍会長はこのほど、メディアのインタビューに応じ、国内外の自動車メーカーが繰り広げる激しい価格競争を痛烈に批判した。

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中国メディアの快科技によると、中国汽車流通協会の沈進軍(シェン・ジンジュン)会長はこのほど、メディアのインタビューに応じ、国内外の自動車メーカーが繰り広げる激しい価格競争を痛烈に批判した。

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中国汽車流通協会は自動車ディーラーや自動車メーカーの販売部門、外資大手の中国拠点、部品販売会社などで構成する団体。

報道によると、中国では大手の比亜迪BYD)が2月に主力車種を値下げしたことをきっかけに国内外の他メーカーも値下げで対抗し、価格競争が激化した。


快科技によると、沈氏は、価格競争の元凶について、市場の需要を顧みず、市場シェアを奪うためやみくもに生産する一部のメーカーだとの認識を示し、「自動車市場は在庫競争の段階に入っている。メーカーは市場の需要に応じて、販売見込みに基づいて生産量を決定すべきだ。やみくもに生産すれば、最終的に需給バランスが著しく崩れ、その打撃を受けるのは、メーカーではなく下流のディーラーだ」と述べた。

協会の専門家によると、8月の新車市場全体の値引き率は17.4%で、1~8月の自動車ディーラーの損失額は1380億元(約2兆8980億円)に達した。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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