「鬼滅の刃」音柱・宇髄天元が強く見えないのはなぜか―中国メディア

Record China    2024年10月14日(月) 22時0分

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中国のポータルサイト・捜狐に「鬼滅の刃」の音柱・宇髄天元の戦闘力について言及した記事が掲載された。写真は音柱・宇髄天元。

中国のポータルサイト・捜狐に「鬼滅の刃」の音柱・宇髄天元(うずいてんげん)の戦闘力について言及した記事が掲載された。

記事はまず、「『鬼滅の刃』に登場する柱の中でも、音柱・宇髄天元は『人生の勝者』とも言えるキャラクターだ。今回は、彼の戦闘力について詳しく見ていこう」とし、「鬼殺隊最高位の剣士である9人の柱の中で、基本ステータスが高い音柱だが、実力がそれほど強く見えないのはなぜだろうか?この問題には複雑な要因が絡んでいるが、根本的な理由は『登場が早すぎた』ことにあると考えられる」と分析した。

続けて、「宇髄天元は移動速度が速く、力も非常に高い。その上、優れた戦闘計算式『譜面』がある。しかし、これほどの高い基礎能力を持ちながらも、実力の面ではあまり高い評価を得ていない。奇妙なことに、さまざまな戦闘力ランキングで上位5位に入ることが少ない印象だ」と述べた。

そして、「この理由を説明するならば、音柱が『途中で鬼殺隊に転向した』という背景も影響しているのかもしれない。宇髄天元が使う『音の呼吸』は決して弱くはないが、他の柱が使う呼吸法と比べると、どうしても何か物足りない印象を受ける。また、もともと忍び(忍者)の家系の出身であり、対人間に特化した暗殺術においては非常に優れた能力を持っているものの、鬼を倒すための戦闘力としては少し不利な面があるのだ」と論じた。

また、「『鬼滅の刃』の物語の後半において、作者の吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)氏は、物語の展開を急ぐあまり、当初設定されていた細かな要素を捨てざるを得なくなった。例えば、日輪刀に関する詳細な設定や、隊士の階級についてはほとんど触れられなくなり、戦闘描写と物語の完結に注力する形となった。そのため、細かい設定の補完が行われなかった」と指摘した。

その上で、「結果、物語の序盤で登場した柱はどうしても不利な立場に置かれた。『鬼滅の刃』の登場キャラクターは物語が進むにつれて成長し進化していく。早い段階で重傷を負って一線を退いたキャラクターは、後半で登場する強化要素を得られないため、最終的な評価が低くなってしまう。結局のところ、登場が早すぎたことが宇髄天元の実力評価に響いているのだ。しかし、それでも音柱・宇髄天元は物語全体を通して『最後に笑う勝者』として描かれている」と結んだ。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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