中国商務部の報道官は8日、欧州連合（EU）産のブランデーに対する暫定的な反ダンピング措置の実施などについて記者の質問に答えました。

記者が「商務部は8日、EUから輸入されるブランデーに対して暫定的な反ダンピング措置を実施すると発表したが、EU産の豚肉や乳製品に対する反ダンピング、反補助金調査などの進展はどうなっているか」と質問しました。

商務部の報道官はこれについて、「中国は8日、中国の関連法律法規および世界貿易機関（WTO）の規則に基づき、今後輸入されるEU原産のブランデーに対して暫定的な反ダンピング措置を実施することを決定した。EUから輸入される豚肉および豚の副産物、乳製品などに対する反ダンピング、反補助金調査については、現在、法に基づいて調査を行っており、各利害関係者の権利を十分に保障するとともに、調査結果に基づいて客観的かつ公正な裁決を下す。これと同時に、中国は輸入される大排気量燃料車に対する関税引き上げなどの措置を検討中である。中国は必要なあらゆる措置を講じ、中国の産業および企業の正当な権益を断固として守っていく」と述べました。（提供/CRI）