「ちいかわ」うさぎの縫いぐるみが台湾で約8万円に高騰、ファン仰天―台湾メディア

Record China    2024年10月12日(土) 9時0分

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7日、台湾メディアの今日新聞は、日本のアニメ「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(通称・ちいかわ)」の関連グッズが争奪戦となっていることを報じた。写真はちいかわ。

2024年10月7日、台湾メディアの今日新聞は、日本のアニメ「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ(通称・ちいかわ)」の関連グッズが争奪戦となっていることを報じた。

記事はまず、「近年急速に人気を集めた日本のアニメ『ちいかわ』は、そのかわいらしいキャラクターで世界中のファンを魅了し、関連グッズも争奪戦となっている。最近、SNS・Threads(スレッズ)で話題となったのは、『ちいかわ』のFacebookグループでの、ハロウィーンのかぼちゃの仮装をしたうさぎの縫いぐるみの競売だ。売り手はスタート価格を5000台湾ドル(約2万3000円)に設定したが、競売が始まってからわずか2分で1万台湾ドル(約4万6000円)の入札があり、その後10分も経たないうちに価格は1万8000台湾ドル(約8万2000円)を超えた」と伝えた。

続けて、Threadsの投稿者はこの驚くべき競売過程を台湾の半導体メーカー・TSMC(台湾積体電路製造。台積電)の急激な株価上昇になぞらえて「これ、まるで台積電みたいだ!」と述べたとし、他のファンも「もう台積電は買わないで、『ちいかわ』の縫いぐるみを買おう!」、「まるでちい電だ」などとコメント。さらに、多くの人が「なぜこの縫いぐるみがこんなに高い値段になるのか」と疑問を抱いていたことを紹介した。

その上で、「実は、このかぼちゃの仮装をしたうさぎの縫いぐるみは、21年9月に発売されたもので、他に骸骨の仮装をしたハチワレ、悪魔の仮装をしたちいかわが一緒に登場していた。どれも非常にかわいらしいデザインで、縫いぐるみの元値は1540円だった。しかし、当時は『ちいかわ』が今ほどの人気がなかったこともあり、この縫いぐるみは絶版となり、中古市場で希少価値が高まっている。購入したくても手に入らない状態が続いており、台湾のSNS・Dcard(ディーカード)のユーザーによると、日本のオークションサイトではこのかぼちゃの仮装をしたうさぎの縫いぐるみが7万2000円で落札されたこともあるという」と伝えた。

さらに、「『ちいかわ』の驚異的な人気は、他の形でも証明されている。23年8月、台湾のくら寿司が『ちいかわ』とのコラボを開始し、18種類のかわいいガチャガチャが登場すると、予想を超える反響を呼び、平日の昼間にも関わらず、くら寿司に長蛇の列ができる事態となった。そして、9月2日には当初の予定より20日早いコラボイベントの終了が発表され、『ちいかわ』の驚異的な収益力が証明された」とした。(翻訳・編集/岩田)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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