<卓球>張本美和に負けた女王・孫穎莎、3カ月弱で29試合していた

Record China    2024年10月10日(木) 18時0分

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カザフスタン・アスタナで9日行われたITTFアジア卓球選手権大会女子団体決勝で、日本は世界ランク1位の孫穎莎を擁する中国を破って優勝を果たした。

カザフスタン・アスタナで9日行われたITTFアジア卓球選手権大会女子団体決勝で、日本は世界ランク1位の孫穎莎(スン・インシャー)を擁する中国を破って優勝を果たした。これを受け、中国SNSの微博(ウェイボー)では「3カ月足らずで孫は29試合に出場」との話題が注目を集め、「孫を休ませるべきだった」との声には多くの共感が寄せられた。

張本美和王芸迪(ワン・イーディー)が対戦した決勝第1試合は3-2で張本が勝利。第2試合は伊藤美誠が孫と対戦してストレート負けしたが、第3試合では平野美宇陳幸同(チェン・シントン)に3-1で勝ち、張本と孫が戦った第4試合は張本が3-2の逆転勝利を収めた。

これについて、中国メディアの文匯報は試合の詳細を伝えた上で中国チームの疲労に言及。「WTTチャイナスマッシュの男女シングルス決勝(※女子は孫が優勝)は6日夜に終わり、アジア選手権の出場選手は翌日早朝にアスタナに飛んだ」とした他、「女子の中で最も疲れているのが孫だ」と述べ、「パリ五輪から今回のアジア選手権が始まるまで3カ月足らずで29試合に出場している。驚きの過密ぶりだ。一方、日本女子はチャイナスマッシュで成績が振るわず、早くにアジア選手権に向けた準備体制に入った」と指摘した。

文匯報は、8日の対北朝鮮戦で孫が第1試合で敗れた後、第4試合で苦戦しながらも勝利を収めたこと、9日は香港と戦っていたことも伝えており、あるネットユーザーが寄せた「香港戦で莎莎(孫の愛称)を休ませるべきだった」との意見は多くの支持を獲得。この他、「莎莎は疲労困憊(こんぱい)なのに」「しっかり休めることを願うのみ。コンディションをちゃんと整えてほしい」「選手に問題はない。指導チームが反省すべき」などの声も寄せられている。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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