ITTFアジア卓球選手権大会（カザフスタン・アスタナ）で張本美和が見せた強さに、中国で驚きの声が上がっている。

日本と中国の顔合わせとなった9日の女子団体決勝で第1試合に出場した世界ランク7位の張本は4位の王芸迪（ワン・イーディー）に3-2で勝利。さらに第4試合では世界ランク1位の孫穎莎（スン・インシャー）と対戦して大逆転勝利を収め、日本はマッチカウント3-1で中国を破った。

張本について中国メディアの文匯報は、「日本の優勝に手柄を立てた」と伝えている。

また、直播吧は「強敵！16歳の張本は1日に5回出場して全部勝った」として張本の9日の成績を紹介。女子団体決勝の他、同準決勝でインドの2選手をそれぞれ3-2、3-1で破り、松島輝空との混合ダブルスでも3-0でスリランカのペアに勝利したことを報じた。

中国SNSの微博（ウェイボー）には「miwaめちゃ強い」とのハッシュタグもあり、中国のネットユーザーからは「未成年の選手が1日に5回出て全勝とは。疲れないの？」「本当に強い」「すごいな」「張本はすでに中国卓球女子にとって最大のライバル」などの声が上がっている。（翻訳・編集/野谷）