新型衛星「吉林1号」が製造完了、複数種類のペイロードを搭載可能―中国

人民網日本語版    2024年10月10日(木) 19時30分

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中国で新型衛星「吉林1号」の製造が完了した。写真は「吉林1号」プラットフォーム02A03星のレンダリング図。

長光衛星技術は吉林省長春市で9日、新型プラットフォーム衛星である「吉林1号」プラットフォーム02A03星を製造完了した。同型衛星は複数種類のペイロードを複数搭載でき、宇宙事業者に貴重なプラットフォーム資源を提供できる。中国新聞網が伝えた。

同社は中国初の商業リモートセンシング衛星企業で、「吉林1号」衛星コンステレーションは同公司が建設中の中核プロジェクトだ。衛星コンステレーションの軌道上を周回中の衛星は現在115基に増加しており、世界最大のサブメートル級商業リモートセンシング衛星コンステレーションを完成させ、世界の重要な宇宙リモートセンシング情報源の一つになっている。

同社が独自に研究開発した低コスト、高ペイロード容量、高分解能の共有型リモートセンシング衛星で、独自の業務能力を持つ。同社の説明によると、同衛星は搭載サービスにより搭載ユーザーと衛星プラットフォーム資源を共有し、衛星の開発コストを共有し、衛星の費用対効果を高める。

同衛星の今回のメインペイロードは軽量・小型光学リモートセンシングカメラで、ユーザーに分解能0.75m、幅17km以上の高分解能リモートセンシング映像を提供できるほか、天智スーパーコンピューティングマイクロシステム、反射型スナップショット圧縮高スペクトルリモートセンシングペイロード、GRID-11Bペイロードを搭載。 今月中に中国酒泉衛星発射センターから時期を見計らい打ち上げられる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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