上階の騒音に苦情を言ったらドアを猛烈に蹴られる、「俺の親父は元局長だぞ」―中国

Record China    2024年10月12日(土) 14時0分

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10日、新黄河新聞は、集合住宅の上階に騒音の苦情を伝えたところ、上階の住人が大声で叫び玄関ドアを蹴るトラブルが発生したと報じた。

2024年10月10日、中国メディアの新黄河新聞は、集合住宅の上階に騒音の苦情を伝えたところ、上階の住人が大声で叫び玄関ドアを蹴るトラブルが発生したと報じた。

記事によると、あるネットユーザーがこのほど「大きな音を出してマージャンをしていた上階の住人に苦情を言うため警察に通報したところ、深夜に相手からドアに激しい蹴りを入れられ、鍵が壊された」とする動画を投稿した。

投稿された動画は今月7日午後9時過ぎに撮影されたもので、緑色のシャツを着た男性が汚い言葉を発しながらドアを何度も思い切り蹴る様子が映っていた。動画を投稿した女性は「今年の春節に2人の子どもが寝ているにもかかわらず、上の階の住人が真夜中にマージャンをして騒いでいたので、怒って警察に通報した。それ以来、上階の住人とは関係がこじれたままになっていた。そして最近、上階の住人が仕返しのためにドアを蹴り出した」と説明、上階の男性が「俺の親父は局長だったんだぞ」と権力をかさに着るような言葉も発していたと明かした。

現地メディアの報道によると、トラブルは江西省宜春市の団地で発生したもので、現地当局や警察がは両者の争いを何度も仲介したという。10日午後には女性が元の動画を削除し、男性と握手して和解する様子を撮影した動画をSNS上に残した。

10日の夜、ドアを蹴った男性はメディアのインタビューに応じ「この団地には17年近く住んでいて、長期間階下の隣人ともめていたが、双方が謝罪して和解した」と述べるとともに、自身が地元の救助隊員であり、救助隊に恥をかかせたとしてトラブル後に辞職したと語り、父親が実際に地元当局の局長を務めていたことを認める一方で、「20年前に退職していて、今回のトラブルとは一切関係ない。一部ネットユーザーが言っているようなコネなど、自分にはない」と釈明した。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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