中国の原子力発電所建設初の1600トン大型ガントリークレーン、揚重作業を完了

CRI online    2024年10月13日(日) 5時0分

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中国の原子力発電所建設初の1600トン大型ガントリークレーンが揚重作業を完了しました。

中国国家核電技術公司(SNPTC)湛江原子力発電所が9日伝えたところによると、中国の原子力発電所建設分野で初の大型ガントリークレーンである国家電力投資グループ廉江原子力発電所に設置された1600トン大型ガントリークレーンが揚重(ようじゅう)作業を順調に完了し、廉江原子力発電第1期工事2号機の1000トン級モジュールであるCA 20モジュールが一度で正確に据え付けられたとのことです。

このモジュールは長さ20.6メートル、幅14.2メートル、高さ21メートルで、32の壁モジュールと39の床モジュールから構成され、総揚重重量は1001トンです。これは原子力発電所付属施設の本体構造の重要な構成部分であり、後期には使用済み燃料の貯蔵、輸送、熱交換など重要な機能を担います。

今回の揚重作業期間中、廉江原子力発電プロジェクトは初めてニュークリア・アイランドの建屋を跨ぐ大型ガントリークレーンを工事建設のメインクレーンとして利用し、大型クローラークレーンに代わり原子力発電所建設期間中の大型構造モジュールと設備の揚重および移動を担います。この大型ガントリークレーンはダブルメインビーム、大トン数、大スパンの門形クレーンで、スパン長121メートル、最大揚重重量1600トン、正味つり上げ高さ103メートルです。

廉江原子力発電所の第1期工事では、125万キロワットの3世代原子力発電ユニット2基を建設する計画で、2023年9月に着工し、2028年に完成して稼働を開始する予定です。その時点で、年間発電量は約200億キロワット時となり、年間標準石炭消費量を約570万トン、年間二酸化炭素排出量を約1500万トン削減でき、産業構造のアップグレードとエネルギーシステムのグリーンと低炭素転換を支援します。(提供/CRI

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