韓国のある映画が同国の即席麺輸出に助力―台湾メディア

Record Korea    2024年10月14日(月) 18時0分

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台湾メディアの中時新聞網は13日、韓国のある映画が同国の即席麺輸出に助力したとする記事を掲載した。

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台湾メディアの中時新聞網は13日、韓国のある映画が同国の即席麺輸出に助力したとする記事を掲載した。

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記事によると、韓国の2024年1~8月の即席麺輸出額は前年同期比31.7%増の8億ドル(約1192億円)に達し、通年では過去最高を更新する10億ドル(約1490億円)超えが濃厚だ。

記事は、韓国の即席麺輸出が15年から増加傾向にある中、それに最も助力したのが20年のアカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の4部門に輝いた韓国映画「パラサイト 半地下の家族」だとし、作中に登場した韓国食品大手農心の2種類の即席麺を組み合わせる食べ方が、外国の消費者の韓国の即席麺に対する興味をかき立て、海外販売の一層の伸びにつながったと伝えた。

記事によると、農心の23年の売上高は前年比8.7%増の2兆6000億ウォン(約2860億円)で過去最高となった。その半分近くを占めたのが主力商品の「辛ラーメン」で、海外市場が60%近くを占めた。最大の海外市場は米国で、市場シェアは25%を超えている。農心は年間5億個の即席麺を生産できる輸出専用工場を釜山に建設中で、26年上半期までに完工する。ロサンゼルスの工場にも新たな生産ラインを追加する計画だ。今年上半期の売上高は1兆7000億ウォン(約1870億円)。

辛ラーメン

韓国のもう一つの即席麺メーカーである三養も海外販売が好調で、今年上半期の売上高8101億ウォン(約891億円)のうち6200億ウォン(約682億円)超が海外市場でのもの。主要市場はこちらも米国で、代表ブランド「ブルダック」炒め麵シリーズの第2四半期の売上高は前年同期比125%増を記録した。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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