CRI online 2024年10月15日(火) 5時30分
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武漢理工大学材料科学・工程学院の麦立強教授のチームが、水系亜鉛イオン電池の研究において新たな進展を遂げました。写真はマイナス20度の環境下における亜鉛金属負極の電気化学的性能。
中国中部の湖北省にある武漢理工大学材料科学・工程学院の麦立強教授のチームが、水系亜鉛イオン電池の研究において新たな進展を遂げました。同チームが開発した複合水系電解液は、亜鉛イオン電池の研究開発と応用をさらに推進するための有利な条件を作り出しました。関連する研究成果は先ごろ、国際学術誌「Cell」の姉妹誌で化学を扱う学術誌「Chem」に発表されました。
研究によると、マイナス20度の環境下で、同チームは開発した新型複合水系電解液を使用することで、水系亜鉛イオン電池は5600時間にわたる長いサイクル寿命を実現し、亜鉛金属負極の放電深度は最大50%に達することができます。
高性能の電気化学エネルギー貯蔵デバイスは、電気自動車(EV)、人工知能、スマートグリッドなどの戦略的新興産業において重要な需要があり、カーボン削減目標を達成するための重要な支えでもあります。水系亜鉛イオン電池は、水を電解液として使用する電池で、安全性、急速充電、低コスト・低価格、環境に優しいといった利点を持ち、応用が期待される新しいエネルギー貯蔵技術です。(提供/CRI)
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