日本、大陸棚を17万平方キロメートル延長=日本最南端・沖ノ鳥島沖―香港紙

Record China    2014年9月14日(日) 9時42分

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13日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、日本政府が9日の閣議で、海底資源開発の権利を独占的に行使できる「大陸棚」を延長するための政令を決定したと報じた。写真は沖ノ鳥島。

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2014年9月13日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、日本政府が9日の閣議で、海底資源開発の権利を独占的に行使できる「大陸棚」を延長するための政令を決定したと報じた。

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大陸棚として設定されたのは日本最南端・沖ノ鳥島沖に位置する「四国海盆海域」と「沖大東海嶺南方海域」の計17.7万平方キロメートル。政令は10月1日から施行される。

国連の大陸棚限界委員会は2012年、日本が申請した7海域のうち、上記2海域と「小笠原海台海域」「南硫黄島海域」については認め、茂木海山海域と南鳥島海域は却下。沖ノ鳥島の南方にある「九州パラオ海嶺南部海域」(25.2万平方キロ)については、中国と韓国が「沖ノ鳥島は『岩』で、大陸棚の基点にならない」と反発したことから、結論を先送りしている。

日本外務省によると、「小笠原海台海域」と「南硫黄島海域」の計13.1万平方キロメートルについては米国との調整がつき次第、決定するという。(翻訳・編集/NY)

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