人民網日本語版 2024年10月17日(木) 6時30分
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北京市人的資源・社会保障局は12日、「2024年北京市人的資源市場賃金データ報告」を発表した。写真は北京。
北京市人的資源・社会保障局は12日、「2024年北京市人的資源市場賃金データ報告」を発表した。それによると、2023年に北京市では多くの産業で賃金水準が22年よりも上昇する流れをキープした。うちスマート/先端製造、集積回路、次世代情報技術(IT)産業など、新たな質の生産力に関わる産業の賃金水準がトップクラスとなり、飲食/宿泊、輸送/物流などの生活サービス産業の賃金は高い成長率を保った。
同報告の調査データは23年に北京市内の企業の賃金に関して採取したサンプルデータに基づいており、調査はオンラインとオフラインで行われ、調査対象者は現役の労働者160万人以上と今年度の大学卒業生28万人に上り、調査対象企業と調査対象者のサンプル数は6年連続で増加した。
同報告によると、同部が新八級工制度(技能人材のレベルを8段階にした制度)を継続的に実施するのに伴い、23年の北京の技能人材の賃金水準は上昇を続けた。年収の中央値を見ると、初級技能人材は9万2000元(約184万円)、中級技能人材は12万3000元(約246万円)、上級技能人材は12万8000元(約256万円)、技師は13万2000元(約264万円)、上級技師は13万9000元(約278万円)で、さらに上の特級技師は19万8000元(約396万円)、首席技師は24万5000元(約490万円)となっている。
行政エリア別に見ると、北京市の海淀区、朝陽区、北京経済技術開発区の賃金成長率がトップ3に並び、成長率から当該エリアの優位性ある産業の特色が浮かび上がってくる。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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Record China
2024/10/16
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