中国は核保有国に向け「核の相互先制不使用条約」を提唱―中国外交部

CRI online    2024年10月17日(木) 12時20分

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中国外交部の毛寧報道官は16日の定例記者会見で、中国は核保有国に「核の相互先制不使用条約」の締結を提唱していると強調しました。

中国は1964年10月16日、第1回の原子爆弾爆発実験を成功させ、同日中に核兵器は先制使用しない政策を実施すると宣言しました。中国外交部の毛寧報道官は16日の定例記者会見で関連する記者の質問に答えて、中国は核保有国に「核の相互先制不使用条約」の締結を提唱していると強調しました。

毛報道官は、「1964年10月16日、中国政府は厳かに宣言した。中国はいつ、いかなる状況下でも、核兵器を先制使用しない。歴史と現実は、核兵器を先制使用しない政策が戦略的な相互信頼を高め、核軍縮プロセスを推進し、戦略リスクを効果的に低減し、世界全体の戦略的バランスと安定を促進することを証明している」と述べ、さらに「これまでの60年間、核の先制不使用政策は国際軍縮分野での重要な共通認識と優先方向となりつつある。中国は今年、『核不拡散条約(NPT)』第11回運用検討会議第2回準備委員会に、核兵器の相互先制不使用を提唱する作業文書を提出した。中国は各方面と共に、核兵器の全面禁止と徹底廃絶、核兵器のない世界の実現という目標のために引き続き努力する」と述べました。(提供/CRI

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