習近平国家主席が福建省を視察

CRI online    2024年10月17日(木) 13時20分

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中国の習近平国家主席は15日から16日にかけて、中国共産党福建省委員会の周祖翼書記と趙龍省長に伴われて、同省の漳州市とアモイ市を視察しました。

中国の習近平国家主席は15日から16日にかけて、中国共産党福建省委員会の周祖翼書記と趙龍省長に伴われて、同省の漳州市と厦門(アモイ)市を視察しました。

習主席は15日午後に、まず漳州市東山県を訪れ、同県南東部の陳城鎮澳角村、谷文昌記念館、関帝文化産業パークを視察して、現地農村の全面振興の推進や革命の伝統の継承、文化遺産の保護強化などに関する説明を聴取しました。中でも、習主席は三方が海に囲まれる澳角村には23年前にも訪れたことがあり、漁業や海産物の加工で村人の所得が大幅に上昇したことを知って、とても喜びました。習主席は村人に向かって、「今後も農村振興や共同富裕の道を突き進んでいくことを期待する」と激励しました。

習主席は関帝文化産業パークでは、現地での文化遺産の保護強化活動や、台湾海峡両岸の文化交流の推進に関する説明を聴取し、その上で、「文化遺産は先祖から代々伝えられてきた貴重な財産だ。しっかりと保護し、伝承せねばならない」と強調しました。

続いて、16日午前には、習主席は厦門市内で中国(福建)自由貿易試験区厦門エリアを視察しました。習主席は、「厦門特区は40数年の発展を経て、当初には想像もできなかったほどの巨大な変化が生じた。福建と厦門は今後も情勢の発展に適応し、制度型開放を着実に推進し、国際的な高い基準に接合できるよう丹念に取り組み、より多くの制度面と政策面による成果を出し、高い水準の対外開放を拡大する新たな功績を再び立てねばならない」と指摘しました。

16日午後、習主席は厦門市内で中国共産党福建省委員会と省政府の作業報告を聞き、福建で各作業により得られた成果を肯定し、次の段階の作業についての明確な要求を提出しました。

習主席は、「科学技術の革新と産業の革新の深い融合を推進して新たな道を切り開く必要がある。全面的な改革の深化と高い水準の対外開放の拡大において勇敢に先頭に立たねばならない。党中央の政策決定と配置を真剣に実行貫徹し、第4四半期(10-12月期)の経済活動に全力を挙げて取り組み、2024年通年の経済と社会の発展目標の達成に努めることを期待する」と表明しました。(提供/CRI

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