新エネ車の輸出が加速、新興市場が新たな成長点に―中国

人民網日本語版    2024年10月18日(金) 6時30分

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中国の新エネ車の輸出が加速している。

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第136回中国輸出入商品交易会(広州交易会)が広東省広州市で開催されている。会場では新エネルギー車メーカーが次々と新製品を投入し、製品体系を拡充し、市場をさらに開拓していることが感じられ、新興市場が新たな成長点となっていることがうかがえた。

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広汽集団の153平方メートルの展示ブースでは、新エネ車3車種と最新の充電技術の成果が展示されており、その中でも広汽初の欧州向け戦略モデルである第2世代「AION V」が注目されていた。広州美輪汽貿の対外貿易マネージャー・トウ子彦氏は「この車種は航続距離が650キロメートルに達し、長い航続距離と高速充電が特徴だ。また、世界の様々な地域や文化的背景を持つ家庭ユーザーのニーズにも応えている」と説明する。この車種は2024年のパリモーターショーで展示され、来年には欧州の消費者にお披露目される予定だという。

今年1-9月に、広汽集団の自動車輸出台数は累計で前年同期比112%の成長を記録し、アラブ首長国連邦、チリ、メキシコ、フィリピンなどに輸出された。広汽集団の担当者によると、現在、自動車産業はスマート化と電動化への転換を加速しており、国内外の市場では新エネ車に対する需要が著しく高まっている。消費の高度化に伴い、消費者は差別化された高品質な製品への関心を高めている。


南京金竜客車製造のブースでは、純電動圧縮式ごみ収集車の新エネ車が海外のバイヤーの注目を集めていた。開沃新エネ自動車集団海外業務センターの張飛(ジャン・フェイ)副総経理は「この圧縮式ごみ収集車は、清掃作業員の労働環境と作業体験を改善するため、独自のバス型フロントデザインにより、より広いスペースと高い快適性を提供している。まずは東南アジア諸国での販売に焦点を当てている」と語った。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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