中国のペット経済が急速に発展、26年には7兆円規模に

人民網日本語版    2024年10月19日(土) 15時0分

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中国でペット経済が急速に発展している。

中国経済の急速な発展と生活レベルの向上に伴い、ますます多くの家庭がペットを飼うようになっている。「2023-24年中国ペット産業白書(消費報告)」によると、23年に中国ではペットの犬が5175万匹、猫が6980万匹に達した。

中国農業大学動物科学技術学院の呉怡(ウー・イー)准教授は、「データの背後には中国人の生活の変化がある。ペットはより多くの人々にとって番犬や番猫のような存在から生活のパートナー、心を通わせるパートナーへと大きく変わっている」と述べた。

中国畜牧業協会ペット産業分科会の閻金勝(イエン・ジンション)副会長は、「ペットを飼う層が富裕層から高齢者層へ、さらには若年層へと広がり、今や中国は全国民がペットを飼う時代に突入した」との見方を示した。

ペットを飼う人が日に日に増加し、ペットの生活の質がますます重視されるようになった。このことが中国のペット経済の力強い発展を後押ししている。

同白書のデータによると、23年の中国都市部のペット(犬・猫)消費市場の規模は2793億元(約5兆8653億円)に達し、26年はさらに3613億元(約7兆5873億円)に上昇する見込みだ。企業情報調査プラットフォームの企査査の調査では、この20年間に中国のペット関連企業の登録数は年を追うごとに増加している。今年新たに登録された企業は9月末時点で123万社に上っている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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