県域旅行人気で盛り上がる吉林省小都市の「紅葉経済」―中国

人民網日本語版    2024年10月21日(月) 5時30分

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吉林省吉林市にある蛟河市は「紅葉の都市」とたたえられている。

吉林省吉林市にある蛟河市は「紅葉の都市」とたたえられている。蛟河の紅葉は「中国で最も美しい秋景色10選」に3回選ばれたこともある。ここ数年、県域旅行、農村観光ツアー、プチ旅行の人気の高まりに伴い、この東北地域の小都市の「紅葉経済」が盛り上がっている。

50キロメートル以上続く紅葉の谷は同市で最も重要な紅葉鑑賞スポットで、毎年9月末から10月末にかけての時期が見ごろだ。蛟河市観光サービスセンターの張美玲(ジャン・メイリン)センター長は、「紅葉の谷には紅葉する樹木が10数種類あり、カエデのほか、カラコギカエデ、クヌギ、ルスティフィナなどがある。それぞれに紅葉の色合いが異なり、彩りよく濃淡が入り交じっている。これも『蛟河の紅葉』が評価の高い口コミをキープしている理由だ」と説明した。

今年の国慶節(建国記念日、10月1日)連休に、同市は延べ28万3500人の観光客を受け入れ、総観光収入は1億1300万元(約23億7300万円)に上った。各景勝地や農村の観光スポットにはたくさんの観光客が押し寄せ、観光客の飲食、宿泊、移動交通、観光などにより多くの郷・鎮が利益を上げた。

若い観光客をより多く呼び込むため、旅行シーズンで初めてとなる「北へ向かう音楽会」が開催された。数千人の音楽ファンが紅葉の谷を訪れ、音楽とともに楽しい一時を過ごした。

蛟河の紅葉はここ数年、インターネットでよく話題になり、ショート動画プラットフォームでもたびたび話題を集めている。

同市の関係当局によると、現地では文化観光プロジェクトと文化観光商品のイノベーションを進めている。国慶節連休には市内の拉法山の「日の出ツアー」が大いに注目され、山に登って紅葉を眺め、雲海から昇る太陽を眺めるのが文化観光の新たな成長源になった。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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