2024年10月18日、台湾のポータルサイト・巴哈姆特が、実写版「【推しの子】」に登場するアイドルグループ・B小町のコンサートパフォーマンス映像が公開されたことを紹介し、台湾のネットユーザーが賛否両論を寄せた。

記事はまず、人気アイドルサスペンス漫画「【推しの子】」を原作とする同名の実写ドラマおよび映画シリーズのYouTube（ユーチューブ）公式アカウントが同日、劇中に登場するアイドルグループ・B小町のコンサートパフォーマンス映像を公開したことを説明。同作について「漫画は赤坂アカが原作を担当し、横槍メンゴが作画を手がけた作品。物語は地産婦人科医として働く雨宮吾郎（あまみたごろう）が、芸能界とは無縁の生活を送っているところから始まる。一方、彼が推しているアイドルグループ・（旧）B小町のメンバーである星野アイは、スター街道を突き進んでいた。そんなある日、推しアイドルのアイが突然彼の目の前に現れる。しかし彼女は禁断の秘密を抱えていた。最悪の状況で出会った2人の運命が動き出す」と紹介した。

そして、「公開された映像では、齊藤なぎさが演じる星野ルビー（ほしのルビー）、原菜乃華（はらなのか）が演じる有馬かな（ありまかな）、そして、あのが演じるMEMちょ（めむちょ）の3人によるアイドルグループ・B小町が、JIF（ジャパン・アイドル・フェス）で初めてパフォーマンスを披露する場面が収められており、同作のために書き下ろされたオリジナル曲『我ら完全無敵のアイドル！！』を通して、アイドルグループの魅力を伝えている」と言及。シリーズの放送開始に先駆けて今月19日に「我ら完全無敵のアイドル！！」が各種音楽ストリーミングプラットフォームでリリースされることが発表され、さらに同楽曲のジャケット写真も公開されたことを伝えた。

同楽曲のパフォーマンス映像を見た台湾のネットユーザーからは、「ルビーはアリだね」「あのが一番素晴らしい」「有馬だけがちゃんとしている」「かなはすごく唐突な感じがする」「かなはあまり好きじゃないけど、他の2人はいいね」「MEMちょはかなり忠実に再現されているね。他のキャラは微妙だけど」などさまざまなコメントが寄せられ、意見が割れた。

また、「普通に良いじゃん。自分勝手な評価している人多いな」「思ったより全然良いよ！。ちょっと萌（も）えた感じすらある」「そんなに悪くないよ。全員にフィルターかけろって言うの？」「みんな文句言うのやめて！ 。欧米のキャスティング基準を見たら、アジアは全然マシだよ」「ベストなキャスティングとは言えないかもしれないけど、俳優の経験や演技力には期待できるんじゃない？」と、擁護する声も寄せられた。

このほか、「動画はいいけど、このジャケット写真はちょっと変だね」「動画は良さそうなのに、あのジャケット写真まるで敵意を持っているかのようにわざと醜く撮影されている」「ジャケット写真（を撮影した人）って3人に恨みでもあるの？ 。パフォーマンス映像はあんなに美しいのに、どうして写真はこんなに悪くなるの？」と、ジャケット写真を酷評するネットユーザーも複数見られた。（翻訳・編集/岩田）