モトジムカーナを中国に導入の猪狩圭助氏「日中間のライディングスキルや技術交流と協力の懸け橋になりたい」

CRI online    2024年10月22日(火) 11時20分

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中国に来て24年目を迎えた猪狩圭助氏は、今回の張家界モーターサイクルカーニバルのモトジムカーナのコースを設計、運営する側の責任者で、張家界の山間部の道路を走るマスツーリングにも参加しました。

「2024騎紀中国 張家界モーターサイクルカーニバル」が10月16日から21日まで、中国中部の湖南省張家界市で開催され、中国、米国、イタリア、日本、韓国、スイス、タイなどの国と地域から約1000人のバイカーが張家界市に集まり、モトジムカーナ(舗装路面に設定されたコースを1台ずつ走行してタイムを競う競技)、バイカーズフェス、EDMパーティー、マスツーリングなどのイベントに参加しました。

中国に来て24年目を迎えた猪狩圭助氏は、今回のカーニバルのモトジムカーナのコースを設計、運営する側の責任者であり、張家界の山間部の道路を走るマスツーリングにも参加しました。

モトジムカーナを日本から初めて中国に導入した人物として中国のバイカーの間で名が知られている猪狩氏は、「普段は、会場の路面の状態や形状によってモトジムカーナのコースを設計、設置する。今回、会場の地面に彫刻された溝があり、それによって張家界ならではのコースを設計した。26人が競技に参加し、10人ほどが体験した」と紹介しました。

中国のモーターサイクル事情について、猪狩氏は、「近年、中国では、モーターバイクの販売台数が爆発的に増え、ナンバープレート登録数は1億2000万枚ぐらいだ。今回のようなイベントが各地でおこなわれるし、モーターバイクに乗って旅することもはやっている。中国人のモーターバイクへの熱い思いをいつも感じている」と語りました。

工業高校を卒業し、モーターバイクの部品製作の技術も持つ猪狩氏は、日本と中国で同時に事業を展開しています。今後の計画について、猪狩氏は「モーターバイク分野において日中間の技術交流と協力、そしてスクールを開いてライディングスキル交流の懸け橋の役割を果たしていく」と述べました。(提供/CRI

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