第16回BRICS首脳会議が間もなくロシアのカザンで開催されます。これはBRICSの歴史的な拡大後に初めて開催される首脳会議であり、国際社会の注目を集めています。関係者らは、「習近平国家主席が今回の会議に出席することは、『大BRICS協力』の安定した発展を推進し、『グローバルサウス』の共同発展と団結協力に新たな原動力を注ぎ込み、世界の平和と発展のために中国の知恵で貢献することになるだろう」と期待を寄せています。

ロシア・国際関係担当のチトフ大統領特別代表は「BRICS協力メカニズムは既に世界経済の回復をけん引する重要なエンジンとなっており、特に習主席が打ち出した『一帯一路』共同建設イニシアチブの下で、各国は物流、貿易などの分野における協力の強化を通じて、社会と経済の発展を推進している」と述べました。

アラブ首長国連邦の経済専門家サミール・ムハンマド氏は「習近平主席が今回のBRICS首脳会議に出席することは、中国がBRICS協力メカニズムを非常に重視していることを示している。中国のけん引力はBRICS協力メカニズムの絶え間ない発展を推進し、新興市場国と発展途上国の共通の利益を守っている」と語りました。

タイのシーナカリンウィロート大学社会商工管理学部のティティナン・ジェンクソン副学部長は「今回の会議での習近平主席の演説はBRICS諸国という積極的かつ安定した前向きな力にエネルギーを注ぎ込むと信じている」と語りました。（提供/CRI）