CRI online 2024年10月23日(水) 10時20分
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中国の沈健軍縮大使は「大国の戦略的相互信頼が失われ、地政学的情勢が緊張し、地域間の衝突がエスカレートしていることで、国際核軍縮のプロセスは空前の厳しい挑戦に直面している」と述べました。
中国の沈健軍縮大使は現地時間21日、第79回国連総会の核軍縮問題に関する特別発言の中で、「現在、大国の戦略的相互信頼が失われ、地政学的情勢が緊張し、地域間の衝突がエスカレートしていることで、国際核軍縮のプロセスは空前の厳しい挑戦に直面している」と述べました。
沈大使はその際、「地域情勢の鎮静化を推進し、停戦と戦争の終結をできるだけ早く実現しなければならない。国家安全保障政策における核兵器の役割を確実に低下させなければならない。最前線への戦略兵器配置などの『火遊び』のような行動をやめなければならない。現実的で実行可能な核軍縮の道を堅持しなければならない。核の透明性の問題に客観的かつ理性的に取り組まなければならない。国際的な核不拡散努力を促進していかなければならない」と述べました。
沈大使はまた、「核の分野で現在直面している際立ったリスクと挑戦を解決するには『標本兼治』(表面に現れた症状も病根も治療する)が必要だ。冷戦思考に執着し、大国の競争をかき立て、陣営の対立をあおることは、国際核軍縮プロセスを袋小路に追い込むだけだ」と強調しました。
沈大使はさらに、「中国は国際社会が共同、総合、協力、持続可能な安全観を堅持し、真の多国間主義を実践し、相互の正当な安全保障への懸念を尊重し、国際的な核兵器抑制プロセスを共同で推進していくよう主張する」と述べました。(提供/CRI)
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2024/10/22
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