中国青海省、ユキヒョウの個体数が1200頭にまで増加

CRI online    2024年10月23日(水) 19時50分

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青海省に生息するユキヒョウの個体数は約1200頭で、分布地は省内の全ての市や自治州に及んでいるとのことです。

10月23日は「世界ユキヒョウの日」です。青海省林業草原局が明らかにしたところによると、中国北西部にある同省に生息するユキヒョウの個体数は約1200頭で、分布地は省内の全ての市や自治州に及んでいるとのことです。

ユキヒョウは「雪山の王」と呼ばれ、標高3300~5000メートルのチベット高原おびその周辺の高山に生息する、世界で最も標高の高い地域で生活するネコ科動物です。

青海省は近年来、ユキヒョウの調査と観察を続けています。中でも長江・黄河・瀾滄江の水源地である三江源地区には計2万3331平方キロに及ぶ14カ所の観察区が設けられており、これまでにユキヒョウの個体139頭を確認することができました。控え目な推計でも三江源地区に生息しているユキヒョウの個体数は952頭に達したとみられています。また、青海省の北東部にある祁連山地区における観察区の総面積は1万5044平方キロで、ユキヒョウの個体数は251頭です。長年にわたる生息地の保護により、青海省のユキヒョウの数は鮮明な増加傾向にあります。最新の報告と観察結果によると、青海省内のユキヒョウの数はすでに1200頭を超えました。

青海省はここ数年、天然林保護や砂漠化対策など一連の生態保護修復プロジェクトの実施に注力すると同時に、密猟を厳しく取り締まり、ユキヒョウの野生個体群の観察を積極的に展開し、ユキヒョウを中心とする生物多様性の観察体制の構築を模索しています。(提供/CRI

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