人民網日本語版 2024年10月24日(木) 13時30分
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中国科学院西安光学精密機械研究所はアト秒イメージングの研究で重要な進展を遂げ、超広帯域スペクトル光源の高分解能イメージングに成功した。写真は同研究所。
中国科学院西安光学精密機械研究所によると、同研究所はアト秒イメージングの研究で重要な進展を遂げ、超広帯域スペクトル光源の高分解能イメージングに成功した。関連成果は「超広帯域スペクトルのスナップショット式コヒーレント回折イメージング」の題目で学術誌「光子学研究」に掲載された。人民日報が伝えた。
アト秒光パルスの持続時間は極めて短い(1アト秒は100京分の1秒)。これは微視的物質における超高速動力学的プロセスの研究を広げ、複数分野の根底にある基礎物理法則を解明する直接的かつ効果的な手段だ。しかし、アト秒光パルスに固有の超広帯域スペクトルがイメージングシステムに大量の色収差をもたらすことや、異なるスペクトル成分間の干渉と極紫外線/軟X線帯域の高品質光学コンポーネントの不足が、アト秒イメージングの発展のボトルネックとなっている。
同研究所の研究チームが提案したレンズレス超広帯域スペクトルイメージングの新方法は、ぼやけた超広帯域スペクトル回折図から高品質の鮮明な単色回折図を抽出することで、高分解能イメージングを実現することができる。この方法はシングルショットコヒーレント回折イメージング光源の適用スペクトル帯域幅を大幅に広げ、中心波長に対するスペクトル帯域幅の比率が140%に達することができる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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2024/10/23
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